香川県民の死因に占める循環器病は1位のがんと同じくらいで大きな割合を占めています。
こうした状況を改善すべく、香川県と香川大学、製薬大手のノバルティスファーマの3者が2021年より連携し、産官学で循環器病の正しい知識の普及啓発や予防・治療の改善などに取り組まれておりました。
今回、県、大学、かかりつけ医、薬剤師がそれぞれの立場から、香川の循環器病の現状や予防、対策の方向性について意見を交わしました。
香川大学医学部循環器・腎臓・脳卒中内科学の南野哲男教授は大学院時代の大先輩で緊張しつつも刺激的で有意義な時間を過ごせました。そして、聞き手はなんと、フリーアナウンサーの中野美奈子さんでした。
院長はかかりつけ医の立場として実際の医療現場における循環器病の現状(高齢者の分かりにくい心不全の増加と早期診断のための採血項目BNP)、循環器病の早期発見のための定期健診の意義、食事・運動療法の有用性、再発予防としての心臓リハビリの重要性などについてお話ししました。その座談会の内容は本日の四国新聞の一面に大きく取り上げられています。
かかりつけ医として地域の皆さまを早期より心疾患からお守りするための思いが語られておりますので、ぜひご覧ください!記事をご覧いただいた感想など、ぜひお聞かせください。これからも地域医療の発展に貢献してまいります!
2024.12.14